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私たちの認知機能について　       

加齢と共に、私たちの認知機能が低下していくことは自然な現象です。
しかし、生活習慣病をはじめとする多くの一般的な疾病・疾患は認知機能の低下のリスク要因としてあげられていることはあまり知られていません。
私たちの感じている「もの忘れ」が、年齢に応じた自然な状態であるか、あるいは何らかのリスク要因の影響による認知機能が低下している状態であるのかを定期的かつ正確に確認することが大切です。


認知機能低下のリスク要因　       
□　加齢
□　脳卒中
□　糖尿病
□　心疾患
□　脂質異常症
□　高コレステロール
□　高血圧
□　頭部外傷
□　ストレスや不安
□　うつ病
          
□　正常圧水頭症
□　メタボリックシンドローム
□　慢性硬膜下血腫
□　甲状腺機能低下症
□　アルコール・薬物依存
□　ビタミンB12欠乏
□　喫煙歴
□　不健康な食生活
□　社会的孤立
□　心身エクササイズの欠如　等

あたまの健康のためには

高齢者のみならず、家族が共にあたまの健康を脅かすリスク要因や
予防方法など正しい情報に関心を持っておくことが進められています。


早期な対応については東京都福祉保健局発行の「知って安心認知症」 においても、治る認知症や一時的な症状の場合があるとされ、早めに 受診をして原因となっている病気を突き止めることが大切であると しています。
※「知って安心認知症」東京都福祉保健局
　　監修　地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター　平成２６年８月発行