医療機関・健診センター

これからの「あたまの健康維持活動」の主役は、65歳未満の若年層の健康な方々。
脳ドックをはじめ健診領域では若年層、健常者向け認知機能チェック法の社会ニーズが飛躍的に高まっています。

あたまの健康チェック®は、従来の認知機能検査法では難しかった
若年層やもの忘れの訴えのない方の健康状態を独自指標MPI値(0-100)で分かりやすく経時観察でき、職能問わず短時間で運用いただけます。



braindock_dm20211108 脳ドック向けパンフレット
脳ドックには
あたまの健康チェック®
A4 4ページ / PDF (4.0MB)

【左図をクリックするとPDFが開きます】


prevention2021 チェック後予防シート
(A4 4ページ 2.9MB)

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認知機能検査の担当は、職能や経験を必要とする主観評価のため
検者によりアウトカムにバラつきが見られる

あたまの健康チェック®は、検者の知識や経験、職能を問わない検者向けのクラウド検査環境です。 検者は、画面指示に従い被検者へ問いかけ、被検者の回答に合わせて画面ボタンをクリックするだけの簡易操作ですので、 資格者の配置は必須要件ではありません。
あたまの健康チェック®では、認知機能の評価において人口統計学的な客観評価法が採用されています。 約100万件の被検データに照らし合わせ独自の高精度アルゴリズムが被検者の認知機能を定量的に評価するため、 検者によるアウトカムのバラつき発生の心配はありません。

抵抗感があり若年層の受診者が検査に対して非協力的に、
中には怒り出す方もいて適正に検査を完了できないケースがあります
若年層対象では、学習効果もあり内容に慣れてしまうため、定期観察に不向き

あたまの健康チェック®のトライアル内容は10単語の即時・遅延再生を中心とした構成で主に作業記憶、短期記憶のトライアルです。 そのため、若年層の受診者にとっても非常にチャレンジングな内容です。またトライアルで出題される10単語は、 受検ごとに異なった内容が提示されるため、学習効果の心配もなく、反復した受検による経時的な観察にも適しています。

従来の認知機能検査法は、いわゆる認知症チェック検査であり、
もの忘れの訴えのない層の認知機能評価が難しい

従来の認知機能検査法の多くはいわゆる認知症検査であり、 従前検査法で若年層やもの忘れの訴えのない人口群を評価することは 難しいと多くのメタ解析が示しています。
また従前検査法は、2018年度からは保険償還対象となり、 健診・ドック領域での実施意義は低下することが予想されます。

あたまの健康チェック®では、認知症の有無や認知症の進行度の推測は行えません。
一方で、これまで評価の難しかったもの忘れの訴えのない人口群(30-99歳)の あたまの健康状態を独自の指標を用いて 安定した定量評価・観察(0-100の指数値)を行う際に有用です。

糖尿病や高血圧などの生活習慣病は認知機能低下のリスク要因であるが、
微細な認知機能の変化は実感がしづらく未だ患者にはその意識が希薄である。
リスク要因の治療による認知機能の変化をモニタリングする術がない。

従来の検査法、例えばMMSEの場合では、検者により1-2点の差異が生じる懸念もあり、 若年層や認知機能が健全である方の微細な認知機能の評価がしづらいというジレンマがありました。
あたまの健康チェック®は、 0-100の指数値(MPI値)で若年層や認知機能が健全である方認知機能を定量表現することに長けており、 定期チェックにより認知機能の経時変化をグラフ化したり、前回値との対比を表示するため、患者教育や治療や介入の効果モニタリング、 オペや化学療法の前後で実施することによりポストオペ、療法での認知機能の復帰を確認する場合などに最適なスケールです。

人手がかからず便利だと受診者が一人で操作できる端末プログラムを採用したが、 受診者がプログラムの意図したとおり正しく操作し検査を完了したかどうかを担保できない点や、
それを解消するために補助者を付けた場合の補助者の存在がバイアスとなる点が解消できず、 検査ではなく、脳トレ機器となってしまっている

人手不足は慢性的な課題であり、人員削減策は必須の戦略と言えます。 しかしながら、認知機能評価において検査環境の保全をするためにも必要最小限の人員が求められます。
あたまの健康チェック®は、検者の職能を問わないため、医師や心理士、 その他のコメディカルの人員配置が必須要件ではありませんので、評価精度を低下させることなく どなたでも操作をいただけます。

離島・へき地医療や遠隔診療の際に認知機能を評価したい。

あたまの健康チェック®は、お手元のパソコンや端末を操作し、 電話を通じた音声対話を行うことでも実施が可能です。 対面による評価にとらわれず、予防医療の遠い離島・へき地の方々や 遠隔診療の患者様に対する認知機能評価にご活用ください。

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