地域における「あたまの健康」維持・改善のゲートキーパーは健診施設です。
認知機能評価において、受診者ニーズはこれまでの「超異常値」を検知するアプローチから
元気な頃からの定期経時観察に大きくパラダイムシフトしています。

天井効果無く、健常域において認知機能状態の安定した定量観察が可能な点が
あたまの健康チェック®の特徴です。
若年層やもの忘れの訴えのない時期から受けられるあたまの健康チェック®は
全国施設で脳ドックの標準検査項目としての採用をはじめ、VIP向けドック、宿泊ドック、
企業健診項目としても広く活用されています。
ソフト導入の必要がなく、検者の職能を問わず、短時間で運用いただけます。
PHRアプリ「NOBORI」との連携により、アプリで結果閲覧も可能です。

ご導入当初から安心して運用をいただけるよう充実のスタートアップ支援もご用意しております。

健常域での経時変化観察へ
スタートアップ支援体制


脳ドック向けパンフレット 日本脳ドック学会報
脳ドック向けパンフレット
脳ドックにはあたまの健康チェック®
(A4 4ページ)
日本脳ドック学会報
(A4 2ページ)


チェック後予防シート チェック後予防シート NOBORI
チェック後予防シート
(A4 2ページ)
チラシサンプル
(A4 2ページ)
NOBORIチラシ
(A4 2ページ)

認知機能検査の担当は、職能や経験を必要とする主観評価のため
検者によりアウトカムにバラつきが見られる

あたまの健康チェック®は、検者の知識や経験、職能を問わない検者向けのクラウド検査環境です。 検者は、画面指示に従い被検者へ問いかけ、被検者の回答に合わせて画面ボタンをクリックするだけの簡易操作ですので、 資格者の配置は必須要件ではありません。
あたまの健康チェック®では、認知機能の評価において人口統計学的な客観評価法が採用されています。 200万件超の被検データに照らし合わせ独自の高精度アルゴリズムが被検者の認知機能を定量的に評価するため、 検者によるアウトカムのバラつき発生の心配はありません。

抵抗感があり若年層の受診者が検査に対して非協力的に、
中には怒り出す方もいて適正に検査を完了できないケースがあります
若年層対象では、学習効果もあり内容に慣れてしまうため、定期観察に不向き

あたまの健康チェック®のトライアル内容は10単語の即時・遅延再生を中心とした構成で主に作業記憶、短期記憶のトライアルです。 そのため、若年層の受診者にとっても非常にチャレンジングな内容です。またトライアルで出題される10単語は、 受検ごとに異なった内容が提示されるため、学習効果の心配もなく、反復した受検による経時的な観察にも適しています。

従来の認知機能検査法は、いわゆる認知症チェック検査であり、
もの忘れの訴えのない層の認知機能評価が難しい

従来の認知機能検査法の多くはいわゆる認知症検査であり、 従前検査法で若年層やもの忘れの訴えのない人口群を評価することは 難しいと多くのメタ解析が示しています。
また従前検査法は、2018年度からは保険償還対象となり、 健診・ドック領域での実施意義は低下することが予想されます。

あたまの健康チェック®では、認知症の有無や認知症の進行度の推測は行えません。
一方で、これまで評価の難しかったもの忘れの訴えのない人口群(30-99歳)の あたまの健康状態を独自の指標を用いて 安定した定量評価・観察(0-100の指数値)を行う際に有用です。

糖尿病や高血圧などの生活習慣病は認知機能低下のリスク要因であるが、
微細な認知機能の変化は実感がしづらく未だ患者にはその意識が希薄である。
リスク要因の治療による認知機能の変化をモニタリングする術がない。

従来の検査法、例えばMMSEの場合では、検者により1-2点の差異が生じる懸念もあり、 若年層や認知機能が健全である方の微細な認知機能の評価がしづらいというジレンマがありました。
あたまの健康チェック®は、 0-100の指数値(MPI値)で若年層や認知機能が健全である方認知機能を定量表現することに長けており、 定期チェックにより認知機能の経時変化をグラフ化したり、前回値との対比を表示するため、患者教育や治療や介入の効果モニタリング、 オペや化学療法の前後で実施することによりポストオペ、療法での認知機能の復帰を確認する場合などに最適なスケールです。

人手がかからず便利だと受診者が一人で操作できる端末プログラムを採用したが、 受診者がプログラムの意図したとおり正しく操作し検査を完了したかどうかを担保できない点や、
それを解消するために補助者を付けた場合の補助者の存在がバイアスとなる点が解消できず、 検査ではなく、脳トレ機器となってしまっている

人手不足は慢性的な課題であり、人員削減策は必須の戦略と言えます。
しかしながら、端末を用い受診者自身が操作するセルフチェック方式による認知機能評価では、 「検査時に正しく理解し操作されたか」など健診施設が検査環境の保全を担保することが難しい点がしばしば指摘されます。
補助者を配置した場合にも同様に過干渉による検査環境不全が指摘されます。
この課題により、検査結果が低値であった際の連携時に多くの課題が報告されています。

客観的かつ安定した認知機能評価を履行する上では、最小限の人員配置は求められますが、 あたまの健康チェック®は、検者の職能を問わないため、医師や心理士、 その他のコメディカルの人員配置が必須要件ではありませんので、 評価精度を低下させることなくどなたでも操作をいただけます。
また、あたまの健康チェック®は、検査結果が低値であった際の地域連携においても 医師会や専門医療機関との連携実績が豊富なため安心した運用をいただけます。

タブレット端末を用いた「セルフチェック型」検査法の留意点

離島・へき地医療や遠隔診療の際に認知機能を評価したい。

あたまの健康チェック®は、お手元のパソコンや端末を操作し、 電話を通じた音声対話を行うことでも実施が可能です。 対面による評価にとらわれず、予防医療の遠い離島・へき地の方々や 遠隔診療の患者様に対する認知機能評価にご活用ください。

血液検査によりMCIの状態が分かるという検査がありますが、それとどのように異なる検査なのでしょうか?

血液検査による評価は、リスク検査であり、実際の認知機能の状態を表す指標とは異なります。 そのため、リスク低レベルとされていても実際には認知機能が低下しているケースも考えられ、その逆も同様です。 肥満に例えると解釈しやすくなりますが、血液検査は「太りやすいかどうか」を確認する検査であり、 認知機能検査は、いわゆる「体重計そのもの」であるといえます。 あたまの健康チェックは、前述のように「認知機能の尺度」として現在の状態を定量的に表現します。 リスク検査の受診者は、リスクの有無にかかわらず、「すなわち現在の状態はどうなのか?」という疑問に差当ることが多く、 リスク検査とあたまの健康チェックの併用を推奨される施設が多く御座います。

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