「敬老の日」認知症予防・啓蒙キャンペーン
『オレンジアクト』9月15日(日)表参道にて開催
日本初、健康のギフトカードが誕生。
軽度認知障害(MCI)のチェックができる『あたまの健康チェック カード』
9月8日(日) 販売開始

2013年09月08日

健康を願う全ての国民のみなさまが安心して暮らせるための医療・看護を目指す株式会社ミレニア(本社:東京都中央区日本橋 代表取締役:垂井 博紀)は、独自システムを活用した販売支援サポートでハウス型電子マネーの国内最多の導入実績を誇る株式会社バリューデザインと提携し、日本で初めて軽度認知障害(MCI)のチェックを利用できるギフトカード『あたまの健康チェック カード』を9月8日(日)から販売(URL:http://orange-gift.jp)いたします。
『あたまの健康チェック カード』を購入後、カード記載の専用ダイヤルに電話いただき、電話による10分程度の簡単な質問により、97.3%の高精度で軽度認知障害(MCI)を早期に発見できるチェックテスト『軽度認知障害スクリーニングテスト(あたまの健康チェック)』(以下略称『MCIS』)を利用いただけます。



『あたまの健康チェック カード』誕生の背景

現在、『MCIS』は一部の自治体(愛知県尾張旭市:WHO健康都市)や医療機関(医療法人社団山形愛心会、医療法人社団愛優会等)にてご利用いただいております。従来の検査では見逃しやすかった軽度認知障害を9割以上の確率で発見できるチェック結果が出るなど、自治体や医療機関の『MCIS』への今後の期待値も高い様子です。
また、認知症の危険度が高まる55歳以上の34.9%が、今後自分が認知症になる可能性を「全く感じていない」とする内閣府調査報告や、厚生労働省やWHOも事前の予備知識なくある日突然家族に認知症が見つかった際の家族の精神、身体、経済的な負担を懸念し、警告いたしております。そこで、当社では、自らは検査を好んで受けなくとも、愛する人のために受けていただきたいという思いを込めて、愛する人からのギフトとして『MCIS』チェックを利用できるギフトカードを作ることといたしました。


『あたまの健康チェック カード』誕生記念 
「敬老の日」認知症予防・啓蒙キャンペーン『オレンジアクト』

◆開催日:
9月15日(日)10時~17時

◆開催場所:
表参道駅周辺にて 
*MCISのチェックは、「医療法人社団三二会 番町診療所表参道」内特設スペースにて実施

◆開催目的:
長寿を祝う「敬老の日」にあわせ、愛する人が末永く元気でありますようにという思いを込めて、若者の街「表参道」にて、専門家を招き、若者への認知症やその予備軍についての正しい理解促進図る。また、親世代での認知症への関心を高める。

◆開催内容:
・ボランティアを募り表参道駅周辺で啓蒙チラシを配布
・認知症の予備軍とされる軽度認知障害(MCI)を簡易に判別できる『MCIS』チェックを無料で実施
・同チェックを体験された方へ『あたまの健康チェック カード』を提供し、愛する方へプレゼントを図る


『あたまの健康チェック カード』の概要

内容: 『あたまの健康チェック(MCIS)』の受検
価格: 3,500円(税別)
販売場所: ECサイト/URL:http://orange-gift.jp
有効期限: 販売日より6ヶ月間


あたまの健康チェック(MCIS:Mild Cognitive Impairment Screen)について

・概要
『MCIS』は、米国国立老化研究所が推奨する国際的認知症診断ツールであるCERADバッテリー10 word recallをベースに米国Medical Care Corporation社が研究・開発しすでに米国では高い評価を得ている認知機能チェックテストを使用しています。「加齢に伴う正常な物忘れ」と「認知症の前駆段階とされる軽度認知障害」を、10分程度の質問を行うだけで、MCIリスクの有無に加え、MPI(米国特許)と呼ばれる認知機能指数が対象者の性別、年齢、学習年数、人種、同年齢グル―プでの認知症発症率、テスト回答とそのパターンから人口統計学的に自動算出され、チェック結果としてレポートされます。

・正確性
米国カリフォルニア州Hoag(ホーグ)記念病院脳神経科学研究所Dr.Shankle(シャンクル)らによる正確性実証調査の結果、これまで 専門医による画像診断以外では判別が困難であった軽度認知障害と自然老化による物忘れとを97.3% の精度で判別ができることが学術データとしても証明されPNASなど世界的に権威のあるジャーナルでも掲載されています。
また、日本語版の開発に際しては言語学者も介入し、原版テストとの等価性が保たれるよう配慮され、日本語版の精度検証は福岡大学医学部神経内科学山田達夫医師グループにより行われ、原版と同等の96%の感度が確認され、日米両国の文献ジャーナル上でも発表されております。

・受検の流れ
1. 専用サイトで『あたまの健康チェック カード』を購入
2. あたまの健康チェック フリーダイヤルに電話にて連絡
3. 『あたまの健康チェック カード』記載のPIN番号(証書番号)をオペレーターへ伝達
4. 受検者の基本情報や結果レポート郵送先などについてオペレーターが確認
5. オペレーターの指示に従い、約10分程度のテストを受検
6. テスト終了後、結果レポートが受検者宛に届く
7. 軽度認知障害と判別された方に対して、近隣の専門医療機関をレポート上でご案内


軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)について

軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)は、これまで判別が困難だった認知症の「前駆段階」を意味しております。また、MCIと認知症は共に症状であり一般的には潜在的な疾患やコンディションが引き金となります。厚生労働省などでは軽度認知障害を認知症の予備軍とし食生活改善や適度な運動など生活習慣の改善、社会的交流を増やすなど防御要因の強化を、早期に取り組むことを予防策として提案しています。
なお、軽度認知障害が発見された場合においても、生活習慣の改善や創作活動などの認知刺激、定期的な運動等により、進行の停止・遅延ばかりでなく、認知機能低下が軽快ないし回復するケースが多くあることが確認されております。
すなわち軽度認知障害は、軽度のうちに発見し適切な対処を行うことで、認知症への進行を食い止めるばかりでなく、回復することも可能です。