① 認知機能低下のリスク要因と認知機能向上のための制御要因を知りましょう
② リスク要因を抑制し、制御要因を促進しましょう
③ ご自身の認知機能の状態や変化について知りましょう
若年層(30歳~)やもの忘れの訴えのない人口群における認知機能の定量的経時評価が可能なスケールで、 被検者の微細な認知機能の状態を0-100の指数値(MPI: Memory Performance Index)で分かりやすく定量観察いただけます。 定期的な受検をいただくことにより検者の主観にとらわれることなく、 安定して認知機能の経時変化を定量的かつ客観的に観察いただけます。
国際的に評価の高いあたまの健康チェック®の人口統計学的客観評価法を用いた高精度アルゴリズムは、
米FDAの新薬治験におけるアウトカムスケールの一つとして採用や、
国内の認知症予防プロジェクトIROOPでも
公式認知機能検査として選択されていることをはじめ、
全国の研究機関や医療機関・健診センター、地方自治体、企業・団体でも広域に採用されています。
あたまの健康チェック®は、認知症の有無や症状を評価するための心理検査(いわゆる認知症検査)ではありません。
あたまの健康チェック®のトライアルでは、複数回行われる想起パターンがどのように変動するかなどの
パターン分析や従来検査法では評価の難しかった想起単語の重複や10単語に無い言葉の想起、
系列位置効果(Serial Position Effect)の考慮がなされ、
前頭前野から海馬への情報伝達と情報保持の機能を分析しています。
上記分析では、被検者の性別、年齢、学習年数、人種などの情報を加味し、
独自のアルゴリズムとデータベースを用い、被検者の回答やそのパターンを
同年齢グル―プ(ピアグループ)へ参照・分析し、認知機能を人口統計学的に客観評価しています。
これにより、従来の認知機能検査法に見られるような、主観的評価における検者によるアウトカムデータの差異、 想起される単語の個数のみに着目した評価法、学習効果、デモグラフィックデータ(性別、年齢、学習経験年数、人種)の 統計的考慮の不足などの課題を飛躍的に解消し、これまでは困難であった若年層(30歳~)や もの忘れの訴えのない人口群における微細な認知機能の評価を実現しています。
著しい認知機能低下などの影響によりあたまの健康チェック®における問いに答えられない場合には、 テストが途中終了し「測定不能」と表示される場合があります。 測定不能との結果を受けた際には、最寄りの自治体相談窓口やかかりつけ医、専門医への相談を検討してみましょう。