2014年12月12日
このページは厚生労働省による『平成24年国民健康・栄養調査結果の概要について』から糖尿病についてまとめました。調査を詳しく知りたい方はこちら
糖尿病の実態
厚生労働省が発表した平成24年国民健康・栄養調査結果の概要によると、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性15.2%、女性8.7%となり、平成19年と比較し男性は変わらないものの、女性は増加しています。
「糖尿病の可能性を否定出来ない者」の割合は、男性12.1%、女性13.1%となり、女性は前回調査から減少しています。
「糖尿病が強く疑われる者」、「糖尿病の可能性が否定出来ない者」の推計人数では、「糖尿病が強く疑われる者」は約950万人、「糖尿病の可能性を否定出来無い者」は約1100万人と推計されました。「糖尿病が強く疑われる者」と「糖尿病の可能性を否定出来無い者」を合わせると約2050万人となり、平成9年以降で始めて減少となりました。
前回調査と比較
前回厚生労働省が発表した平成19年国民健康・栄養調査結果の概要では、「糖尿病が強く疑われる者」は約890万人となっていましたが、平成24年国民健康・栄養調査結果の概要では950万人と推計されていますので、60万人の増加となりました。
更に、「糖尿病の可能性が否定出来無い者」は前回調査で約1,320万人、今回は1100万人となり、減少となりました。